リンゴについて | 腐らないリンゴ幹細胞の化粧品・美容液 – ベストコスメ大賞






リンゴについて

余分な中性脂肪を下げて正常域に保つ

リンゴの仲間はヨーロッパ、アジア、アメリカの三大大陸に広く分布し、日本で栽培されているのは70~100品種で、世界では千数百品種ほどあるといわれています。
日本に最初に入ったのは中国原産の地リンゴ、和リンゴと呼ばれる小粒のリンゴで、江戸時代から栽培されていました。
しかし、その量はわずかで、本格的な栽培はセイヨウリンゴが導入された明治以降からです。

導入された品種は、祝い(アメリカ・サマー・ペアメイン)、紅玉(ジョナサン)、国光(ラルス・ジャネット)、旭(マッキントッシュ)などで、ちなみにパソコンのマッキントッシュは、「旭」のアメリカ名。

昔から「1日1個のリンゴで医者いらず」と言われるように栄養価が豊富であるにもかかわらず、近年では消費量も減少気味。
最近の日本の果物の消費量はFAO(世界食料農業機関)に登録されている世界178力国中117番目と先進国諸国の平均の約半分で、中国、韓国よりも少なく世界平均や発展途上国平均にも達していません。
リンゴなどの果物には果糖が含まれているため、血液中の中性脂肪が増えるといわれたことか消費量が減った原因のひとつといわれています。

ところが農業技術研究機構果樹研究所、さとうクリニック、江東微研(茨城県つくば市)のグループがリンゴは中性脂肪を正常にするとの実験結果を発表。
今までの説を覆すこととなったのです。

実験は、30~57歳の成人男女14人のボランティアによって行われ、1日1.5~2個(360~480g)のリンゴを3週間食べてもらい、血液成分や腸内細菌などの変化を調べたものです。
その結果、14人のうち12人の中性脂肪が摂取前と比べて平均21%減少していました。
実験にあたった果樹研究所の生理機能部・品質化学研究室長は、次のように解説します。

「実験期間中は、ボランティアの方々にリンゴ以外の果物、ヨーグルト、納豆など腸内細菌叢に大きな影響を与える食事制限は行いましたが、ほかの食品については制限はしませんでした。
しかし、リンゴの摂取後は、被験者14名のうち12名の中性脂肪が平均21%も低下していたのです。

中性脂肪が高かった2名についても、リンゴの摂取により正常範囲まで中性脂肪が減少したほか、数値が低い人は、あまり減少しないことも分かりました。」

つまり、この実験によって、リンゴを食べると中性脂肪がそれまで多かった人は大幅に減り、中性脂肪が正常範囲にある人はあまり減少しないことが判明。
リンゴには中性脂肪を正常にする作用が備わっていることが分かったのです。

 

腸内のバランスを整えてくれる

そればかりか、血液中のビタミンCが食べる前よりも34%も増え、食べるのを止めると減少することも分かってきました。

ヒトの血液中のビタミンC濃度を調べた疫学調査がありますが、これは岩手、秋田、東京、長野、沖縄に住む40~49歳の日本人男性621人について調べたもので、果物を1週間に5日以上摂取すると、
ヒトの血液中のビタミンC濃度は1日以下食べたヒトよりも1.4倍高いということでした。
また、ハムスターやモルモットなどにリンゴを食べさせると、ビタミンCが大幅に増加するというものです。

「この疫学調査と動物実験の結果を総合すると、リンゴそのものにはビタミンCの含有量が比較的少ないのですが、ビタミンCを効率良く取り込む成分が含まれていると考えられるのです」

実験では、腸内細胞菌についても調査しました。リンゴを食べた後の善玉ビフィズス菌が20.5%から35.9%と15%も増え、悪玉の代表といわれるクロストリジウムーパーフリンジェンスは、
リンゴを食べる前に検出された6人すべてで減少、または消失していたといいます。

また、リンゴの摂取によって排便回数も摂取前に比べてI週間で8回から10回に増えたり、便の臭気も減って、便中に食物繊維、水分含量が増加するなど便性の改善も報告されています。
この結果からも、リンゴは腸内細菌を整えて便秘や便臭を改善してくれる優れた食品なのです。

 

こんなにあるリンゴの効能

リンゴは、果物としては珍しくビタミンCが少なく、ほかのビタミン類もほとんどありません。
しかし、ミネラルの力リウム、食物繊維のペクチン、リンゴ酸などを豊富に含んでいるのが特徴です。

高血圧・動脈効果の予防

塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病の原因。
リンゴに含まれるカリウムは体内の過剰なナトリウムと結合して体外に排出する作用があるので、
コレステロールを抑制して動眠硬化を予防したり、血圧の上昇を抑える働きがあります。

下痢・便秘を解消

食物繊維のペクチンは、水溶性で水分を含むとゼリーのように固まり、排便を促してくれるので便秘解消に。
しかも下痢になったときはゼリー状の膜となつて腸壁を守る働きをしてくれます。

ガン予防効果

食物繊維の不足が大腸ガンの発生に影響するといわれますがリンゴには皮と実の間に食物繊維のペクチンが多く含まれています。
また果物の中でも、リンゴには多種類のガン予防に効果的とされる抗酸化成分のケルセチンが豊富に含まれます。

糖尿病やダイエットに

糖尿病の原因はインスリン不足ですが、リンゴに含まれているカリウムが不足するとインスリンの働きが悪くなるといわれています。
また、ペクチンは糖質を吸収するので血糖値を下げる働きもあります。
噛みごたえがあるので少量でも満腹感が得られ、糖尿病の人やダイエット中の人にもお勧め。

虫歯予防

リンゴの果肉は歯についた食べかすを落とし、きれいにする作用があります。
欧米では「自然の歯ブラシ」と呼ぱれるほどで、歯茎の健康にも良く、食後のデサードには最適。
また、カリウムは子どもの成長にも欠かせないミネラルで、丈夫な筋肉を作るばかりか、リンゴの丸かじりは頭を鍛えるので子どもの発育にも役立ちます。