コスメトリビア

美肌水について(その1)

美肌水は正式には「尿素グリセリン水溶液」といい、名前のとおり、園芸に使う肥料用の尿素を水道水に溶かして、グリセリンを少し加えただけの簡単なものです。
身近な材料で作ることができて効果抜群、そしてなによりも安価なのが特徴です。

これまで高価な化粧水をいろいろと試してきた人たちや、アトピー性皮膚炎や主婦湿しんで病院通いをしてきた人たちにとって、これ以上の節約健康術はありません。

頑固なアトピー性皮膚炎で悩んでいた方も、この美肌水を使えばわずか3日で多くのかたがよくなります。

また、女性が水仕事をすることによって発症する主婦湿しんも、劇的に治っていきます。
さらにサメ肌(尋常性魚鱗せん)、老人性乾皮症、痔、イボにまで効果があります。
もちろん、病気にまでは至らない乾燥肌やカサカサ肌にも、威力を発揮します。
顔にも使えますので、毎日の化粧水のかわりにバシャバシャとたっぷり使っている読者のかたも多いことでしょう。

こんなに美肌水の効果が高いのは、尿素とグリセリンが、皮膚表面のいちばん外側の角質層のケラチンというたんぱく成分に作用して保湿性を高め、皮膚をしっとりとスベスベにさせるからだと思います。

尿素もグリセリンも、人間の体内にもともと含まれているので安全ですし、副作用の心配はありません。

作り方は写真のとおりで、とても簡単です。
できた美肌水は原液と呼ばれ、尿素の濃度20%の水溶液です。
20%というのは市販の治療薬などに配合されている尿素の濃度のうち、最高の濃度です。

この高い濃度に設定されている原液の美肌水は、手足などの角質層の厚い部位にはそのまま塗っても構いません。
角質層の薄い顔などではそのまま塗ると刺激が強いので、10倍以上に薄めて使ってください。
美肌水を使ううえで最もたいせつなのは、塗る部位と症状、塗る季節によって自分に合った濃度に薄めて使うことです。

さて、ここで簡単な薄め方をご紹介しましょう。
牛乳びんのように上下の底面積が同じ円柱状の容器を用意します。
次に底から1cmの高さのところに印を付け、原液の美肌水を印まで入れます。
次に薄めるための水を入れていきますが、5倍にしたいときは5cmのところまで水をいれます。
8倍にしたいときには8cm、10倍にしたいときには10cmと水道水を入れていけば、それぞれ希望の希釈液が出来上がります。
希釈液はあまり日持ちがしませんので、できるだけ早めに使い切ってください。
夏場は1~2週間が目安となりますが、臭いがしたり、カビが生えたりしたら、50~100倍に薄めて植木にやってください。
「安価優先、だめでもともと美肌水」と覚えておきましょう。

 

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