コスメトリビア

美容クリームを選ぶときのポイント

油性コスメには、大きな問題があります。

美容クリームを容器からパールー粒大、手にとってお顔全体に伸ばします。
そうすると、肌に油の膜ができます。
人間は肺で呼吸する以外にも、皮膚呼吸をしています。
なので、肌にクリームの膜ができてしまうと、皮膚呼吸がしにくくなって、肌は苦しみます。
苦しくなると、さらに皮膚は一生懸命呼吸をします。
すると薄く伸ばされた美容クリームは、ふつうに空気に触れたときよりも早いスピードで、酸化をはじめます。

つまり、塗ったときはお肌によい美容クリームでも、お肌の上で30分たてば、栄養成分たっぷりの使用済みてんぷら油に変化してしまうんです!

コスメ中の油分や、過剰に分泌された皮脂は、酸化すると過酸化脂質という物質になり、肌アレやニキビ、シミ・シワの原因になります。
この酸化も、乾燥と並んで、お肌の老化の大きな原因なのです。

素晴らしい栄養成分をふんだんに配合してつくられた美容クリームは、まさに美の大元締めみたいなもんです。
でも、それが元締めとしての完璧な威力を誇示しているのは、容器に入っているときだけ。

なので、美容クリームを選ぶときには、抗酸化成分がどのぐらい入っているかが、非常に重要なポイントになります。

でも抗酸化成分がどんなにたくさん入っているからといって、安心はできません。

食料品で考えてみましよう。
たとえばお酢。

お酢は腐敗イコール酸化を防ぐ、抗酸化成分の塊です。
でも、それをご飯に混ぜて酢飯をつくったら、酢本来の抗酸化力なんて微々たるものに薄まって、そりゃ~ただの白飯よりは長もちするけど、3日もすれば腐りますよね?

いくら素晴らしい成分の美容クリームをつくったとしても、少量を肌に薄く伸ばして使うという性質上、酸化という宿命からは逃れられないのです。

それでも高機能の美容クリームが、アンチエイジングに劇的な効果をもたらしてくれるのも事実。

だから、ます探していただきたいのは、抗酸化成分がたっぷり配合された美容クリームです。
そして、それを極力厚塗りしないこと。
さらには塗った後、一度ティツシュオフしてください。
そうすることで、肌本来の皮膚呼吸の邪魔をせす、肌に残った過剰な油分が酸化するのを防ぐことができます。

 

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